家事問題

離婚

 温かな家庭を築こう、二人で力を合わせて飛躍しよう、など、多くの希望に胸膨らませて結婚に至った二人。しかし、それら夫婦のうち、3組に1組が離婚に至っているというのが現実です。

「浮気を繰り返す」
「家庭内暴力がひどい」
「生活費を渡してくれない」
「浪費癖がひどい」
「会話がなく何のための夫婦なのか分からない」


 理由は様々ですが、相談に訪れるのは妻だけではありません。夫側からの相談も多く寄せられています。

 私どもは、相談者が離婚したいと考えるに至った理由や経緯を、ご本人が話したいと希望する範囲で丁寧にお聞きします。お話をうかがっているうちに、何割かの方について、相手について誤解をしているのではないかと推測できたり、または、相手に反省を促すことができるのではないかと考えられたりすることがあります。

 やり直せる可能性があると思われる方で、その方が希望すれば、ご夫婦で事務所にいらしていただき、相互の考えや不満をよく聞いて、夫婦関係の調整に努力いたします。

 離婚の意思が固い方については、お子さんを含めた家族全員が、なるべく傷つけ合わず、将来に向けて、新たな出発点となるような離婚成立を目指します。

 方法は様々です。先ず話し合いから始めますが、双方の意見の一致をみることができなければ、裁判所と調停委員などの力を借りる調停へと進みます。それでも、両者の意見・希望などが一致しない場合は裁判へと進みます。

 私どもは、時間・費用・精神的負担などの全てが、できるだけ軽く押さえられるよう、話し合い・交渉を重視しています。リーガルコーディネーターも含めた細やかな相談態勢は、必ず満足していただけると自信を持っております。

相続

相続問題 のイメージ

 一般的な親の気持ちとしては、ご自身のお子さんなどに、なるべく多くの財産を残したいと希望するようです。しかし、皮肉なことに、財産を多く残して亡くなった方ほど、その後の相続人間の争いが熾烈を極めるというのが現実です。

 「私がずっと親の世話をしてきたのに、貰える財産は姉と同じ? そんなバカな!」
 「あいつのことは兄だとは思わない。できるだけ搾り取ってやる!」
 「寝たきりの母が亡くなった二日前、母名義の預金が引き出されているのが発覚!」


 仲が良かったはずの兄弟姉妹が、相続が開始した途端、憎しみ合う関係に・・・。残念ながらよくある話です。

 私どもは、相続人全員の立場・意見を尊重しながら、できる限り穏やかな話し合いで、相続財産を分割できるよう目指します。せっかく仲良くしてきた兄弟姉妹が、相続を原因として憎しみ合う関係になるのは、被相続人(相続財産を残した方)にとって本意ではないはずです。

 遺言書がある場合は、原則として、遺言書にしたがって相続財産を分割します。ただし、遺言書に対して相続権者が異議を述べた場合、また、無効な遺言書であった場合などは、別の方法が取られることになります。

 ~相続権者が異議を述べた場合~
簡単な例で説明します。夫が死亡し妻と二人の子供が残されました。法律で定められた相続分は、妻が2分の1、二人の子供がそれぞれ4分の1ずつということになります。しかし、夫の遺言書には、「認知した子・○川□男に全ての財産を相続させる」との記載がありました。さあ大変・・・、大騒ぎになりました。認知した子供がいたの? じゃあ、妻や子供は相続できないの? このような場合、相続権者が申し出をすることにより、法定相続分の半分、つまり、妻は4分の1、二人の子供はそれぞれ8分の1ずつの相続の権利を主張することができます。

 無効な遺言書とは?
  何でも書きさえすれば、遺言書として有効だというものではありません。手書きでも、公正証書でも、それなりに書き方の決まりがあります。遺言書作成の場合には、必ず、専門家のアドバイスを受けましょう。
 争いのない相続については、遺産分割協議書を作成し、登記や分割をして終了します。しかし、分割の仕方について争いがある場合には、調停、更には、裁判に進むこともあります。

  私どもは、被相続人(相続財産を残された方)の意向に添うよう、相続を原因として啀み合い兄弟姉妹の輪が崩れないよう、むしろ、相続が新たな輪となり出発点となるような解決を目指しています。


遺言書

後見制度 のイメージ

 遺言書の書き方も、スムースな相続手続には、大切なポイントの一つです。私どもが提唱しているライフメモリーについても、是非お問い合わせいただけるよう、お待ちしております。

 遺言書作成についてご相談をいただいた場合、私どもは、遺言書の内容についての希望と、そのような内容を希望される理由を、支障のない範囲で、できるだけ詳しくお聞きします。
 そして、「残された方々がどのような思いでその遺言書を読むのか」という視点も含めて、アドバイスさせていただきます。残された方が、遺言書作成者の気持ちを誤解なく受け入れ、感謝しながら相続手続を終えられるよう、ご一緒に考えましょう。
 原則として、公正証書遺言の作成をお勧めしています。

ライフメモリー

後見制度 のイメージ

 ライフメモリーってなあに?
  いつ、ライフメモリーを書くのかによって、内容は変わってきますし、法的なものではありませんので、数回にわたって書くのも良いと思います。
  仮に、遺言書とセットにして残すのであれば、遺言書に書き足りなかったこと、あなたの気持ち、楽しかった想い出、残された方へお礼などのメッセージ、形見分けについて、等々を書いておくのがいいでしょう。
  でも、ライフメモリーを書く時期・家族や恋人に渡す時期・内容……、それは様々です。そして、その題名も、「マイ・ライフ」「悲しまないでね」「楽しかったよ」「しあわせでした」「ありがとう」「あなた(たち)へ」……、色々と考えられます。

  ここで、私自身のライフメモリーについて少しだけお話ししましょう。
  
  私は、55歳になったとき、「最高の人生」と題したライフメモリーを作製し、綺麗に製本をして貰いました。そして、身近な人に託しました。
  具体的な内容は差し控えます、私のライフメモリーは、4つの章から成っています。
  第1章は、1節から14節まであり、これまでの楽しかった想い出・趣味について・友人のこと・笑えるような大失敗についてなど、主に過去のことが書いてあります。
  第2章は、6節からなっており、これから先の夢や、年老いてからの暮らし方について書きました。
  第3章は、もっとも多い16節を使い、親族や私の世話をしてくださるだろう方に向けて、たくさんのことが書いてあります。例えば、私が重病になったり重傷を負った場合の措置について・介護について・延命措置について・後見人のこと・葬儀のこと・お墓のこと・その他大切な人たちへのメッセージなどか記されています。
  第4章は、資産についての想い出や、形見分けなどについて書いてみました。誰に何を相続させるかということについては、遺言書に書いてありますので、ここでは、その財産を私がどのように築いたのか、何を思って築いたのかなどを書きました。不動産と言っても、購入した意図は色々ですし、私の思い入れも様々なので、それらを明らかにした上で、なぜ、その人に相続させたいと考えたのかということについても、それぞれ書きました。

  私のライフメモリーには、一枚だけ、私の写真を貼りました。また書きたくなったら、60歳バージョン、65歳バージョンを作ってみてもいいと思っています。

  ライフメモリーについては何の制限もありません。あなたらしく、あなたが大切だと感じることを書き、あなたの葬儀に代わるものとして機能させることさえ可能です。装幀も、構成も、すべてご相談に乗ります。あなたの一生を圧縮して詰め込んでみませんか?


  ライフメモリーの作製につき、決して後悔はなさらないと、確信しております。

成年後見

現在、65歳以上の人では約13人に1人、85歳以上の人では約4人に1人が認知症だと言われています。つまり、認知症は、将来誰もが直面する可能性のある身近な問題なのです。

 「田舎で一人暮らしをしている母が、もし、認知症になってしまったら・・・。」
 「父が騙されて、300万円もする絵画を買ってしまった!」
 
 認知症によって判断力が低下してしまうと、これまで築き上げてきた生活・財産が、様々な危険にさらされることになります。高齢者を狙った詐欺・悪徳商法・虐待などがいたる所で横行している時代なのです。しかし、認知症になってしまうと、これらの被害にあっていることすら認識できず、本人自身では助けを求められないことが多いのも現実です。

 そこで、こういった危険から皆さまをお守りするのが、成年後見という制度です。
 成年後見制度は,認知症などによって判断力が低下してしまった人のために「援助者」を選ぶという制度です。選ばれた援助者は、その人の意思を出来る限り尊重し、かつ心身の状態及び生活の状況に配慮しながら、法律行為の代理(介護施設との契約など)や財産の管理など、様々な面から支援をしていきます。

 私たちは、ご本人とそのご家族の意向・事情までも含め、それぞれに適した形の成年後見制度の利用を一緒に考え、「これからの安心」をサポートしていきます。

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トラブル依頼人 麻田 恭子/著 加知 修/監修

当事務所の現役事務職員が、事務所で扱った事件を題材に、自らの言葉で綴った短編小説集。

事実の奇想天外さから、とても作家では考えつかないだろうと思われる短編を収録。寄せられている感想文は、「面白くて一気に読んだ」「こんなの作り事でしょう」「泣いた」「笑った」「怒った」などなど様々だが・・・。

面白くなかったら苦情受け付けます(!) 是非、読んでみてください。

トラブル依頼人 【目次】第1章 されど教授 第2章 犬も美容整形? 第3章 ドンデン返し! 第4章 弁護士の信念ってなあに? 第5章 裁判周辺のさまざまな人々 第6章 どんな法律事務所がいいのかしら? 出版社:風塵社 価格:税込1,575円 ご購入はこちら