スタッフブログ

2012年4月19日 木曜日

債務整理の経験談をお話しします

当事務所にみえたある多重債務者。債務総額700万円bombを超えていました。
その債務者の収入から考えて,通常なら,間違いなく自己破産を勧めするケースです。

しかし,彼は言い切りました。
「私だって男ですpunch。男が一旦返すと約束したものは返しますpunch。いくらずつどのように返済すればいいのか計算して債務者と交渉してください」
債権者に対し,債務額のカットを願い出たり,返済期間が4年間になることの了承を貰ったり,精一杯考えられる限りの手段を講じ,交渉は成立しました。

総債権者数,11社。
債権者により多少の差はあるものの,約4年間で全債務を返済することで,すべての債権者と交渉が成立しました。
平均返済額は,月々約14万円余。彼の月収は,交通費込みで約20万円。ただし,実家に居住しているため,家賃は不要でした。

このくらいの債務整理の場合,初めは「必ず返す」と言っていても,途中で「やはり無理です。自己破産の手続dに切り替えてください」という方が多いのが実情ですcrying

しかし,彼は,最後まで返済し終わりましたgood

返済が完了した日,彼は手土産を持って事務所を訪れ,「いやー,大変でしたよ。休んだことは殆ど一日もありませんでした。会社が休みの時は,工事現場で働いたり,引っ越し屋のバイトをしたり...。でもねえ,人間ってやれば出きるんですよ。もし良ければ,今度,多重債務者を対象に,私が講演でもしましょうか!?」

事務所中に笑いが溢れ,その日は,みんなで祝杯beerを上げました。

その日,なんだか,彼のことがとてつもなく,格好良く見えましたheart01heart04heart02lovely


taurus

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トラブル依頼人 麻田 恭子/著 加知 修/監修

当事務所の現役事務職員が、事務所で扱った事件を題材に、自らの言葉で綴った短編小説集。

事実の奇想天外さから、とても作家では考えつかないだろうと思われる短編を収録。寄せられている感想文は、「面白くて一気に読んだ」「こんなの作り事でしょう」「泣いた」「笑った」「怒った」などなど様々だが・・・。

面白くなかったら苦情受け付けます(!) 是非、読んでみてください。

トラブル依頼人 【目次】第1章 されど教授 第2章 犬も美容整形? 第3章 ドンデン返し! 第4章 弁護士の信念ってなあに? 第5章 裁判周辺のさまざまな人々 第6章 どんな法律事務所がいいのかしら? 出版社:風塵社 価格:税込1,575円 ご購入はこちら