スタッフブログ

2012年4月 8日 日曜日

大七酒造

復興支援の一環として,
被災地域の日本酒&酒蔵の応援・紹介を行いたいと思います。

御紹介させていただく中で興味のある日本酒がございましたら,
ぜひ,味わっていただき,また,その酒蔵を応援していただければと思います。

トップバッターは,福島県二本松市の大七酒造さんです。
つい先日まで,日経新聞の「人間発見」の連載でも紹介され,
とても興味深いエピソードが沢山ありました。

この酒蔵について,まず一番にお伝えしたいことは,
「生もと(きもと)」造りという伝統的醸造法の第一人者といえる酒蔵であるということです。
明治の終わりまでこの醸造法が用いられておりましたが,
この方法では手間暇と時間がかなりかかる上に,
腐らせてしまいやすい方法でした(全国生産量の約8%が腐敗して廃棄されていたそうです)。

そこで,当時,国が醸造試験所を設立し,
「速醸もと」という乳酸菌を添加して酵母を育てる失敗しづらい方法が開発されました。
きもとの工程は約一ヶ月かかるそうですが,速醸もとだと約2週間です。
以来,この速醸もとを添加する方法が全国に広まり,
きもと造りが衰退していきました。
(一時期は全国で5社ほどになりましたが,最近若い造り手が挑戦しはじめているそうです。)

華やかな香りがあって淡麗で水のような日本酒が好まれることが多いように思いますが,
手間暇と時間をたっぷりかけるきもと造りの日本酒は
「奥行のある豊潤な味わい」になるそうです。
冷やもいいですがお燗にするともう・・・happy01

数えるときりがないのかもしれませんが,
2008年の洞爺湖サミット首脳夫人晩さん会で乾杯酒に選ばれた,
オランダ王室主催晩さん会で供された,というエピソードもありますし,

日本酒は醸造した年に販売するものが多いですが,
年を経て熟成(3年以上)するきもと造りの高級酒開発に着手し,
出来のいい年だけの一本2万円以上する高級酒を開発したというエピソードもあります。

高級な原料を用いて,しかも5年・10年と長期間熟成させる古酒を造るわけですから。
原価のみならず保管費用やキャッシュフロー等も考え合わせると,
相当な負担がかかるものと思われます。

震災関係の話題としては,
積み上げた酒瓶は何重にもゴムバンドで固定するという対策を事前に施していたため,
貯蔵酒は全て無事だったとのことです。
原発事故を知ってからは,換気扇や窓はビニールシートやテープでふさぐ,
開口部には高性能フィルター・出入り口にはエアカーテンを設置,
放射線測定機導入,地下水や酒米の検査等,
十二分の対策を施しておられます。

写真にありますように小瓶での販売もあるのが嬉しいですね。
この小瓶,そのままお湯につけてお燗にできます。
bottle




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